2021.08.22 | 令和3年度 豊橋市社会福祉活動顕彰 社会福祉大章をいただきました |
2021.02.10 | 当サイトの表示の不具合につきまして |
2019.12.02 | 令和元年12月9日(月) 「令和元年御即位記念 祝賀奉祷式」 伊勢神宮(内宮)参集殿 能楽堂 大草衆伝承会主催 にて 南條水豊が献舞いたします |
2018.12.26 | 第19回「新舞踊名流顔見世公演」 平成31年3月24日(日) ロームシアター京都・メインホール に出演します |
5歳の時に南條豊石師匠のもとへ入門しました。両親が「娘の健康のために」と習わせ始めたそうです。
9歳の頃から代稽古をおおせつかって指導に当たるようになり、小学校5年の10歳で、南條宏家元より公豊の名を許され、その翌年に豊橋市公会堂で名披露目公演を開かせていただきました。
そして師匠の勧めで、13歳から故西川鯉三郎家元の直弟子だった西川登㐂師匠のもとへ修行に出ることになりました。
そこで徹底的に古典舞踊を仕込まれましたが、登㐂師の踊り上手で指導上手、そして何よりもその人格の素晴らしさに惹かれ、踊りに対する目が開かれたような思いがしました。
その頃に将来は、我慢強くて幅広い目を持って指導していただいた豊石師匠と、登㐂師匠の二人を併せ持った立派な師匠になりたいと心に決めました。
南條宏家元は、もともと創作舞踊家であり、南條流には科目として日舞科(古典舞踊・新舞踊・民謡・童謡)と洋舞科(クラシックバレエ・モダンバレエ・タップダンス他)、それに英語科、ピアノ科などがありましたので、私の名披露目も日舞と洋舞の両方でした。
南條宏家元が亡くなられてしばらくの後、家元の後見人である
岡本善朗様【元 時局社編集長】より、日本舞踊科を継承するようにとのお話をいただき、昭和62年に日本舞踊南條流家元を襲名いたしました。
古典舞踊の基礎を大切にしながら「みんなに楽しんでいただける踊り」をモットーに取り組んでいます。そして、幅広く親しまれる新舞踊(歌謡舞踊)を入り口にして、日本の舞踊の良さや大切さ、日本人の心に接していただければと思っています。
またお稽古では習う方の性格や体格などに合わせ、人それぞれの持ち味を活かすように心掛けています。
体力的には少し辛い方や身体に故障を持った人たちには、踊りを健康や美容体操のつもりで気楽にお稽古をしていただき、時には舞台でお姫様や芸者さん若衆や武士といろいろ変身して、大勢のお客様の声援を受けて、日常のストレスを発散し、明るく楽しく健康な人生を過ごしていただけるように、そのお手伝いが出来たらと思います。
そして、子どもたちには舞踊を身に付けて、日本舞踊の伝統を継承してもらいたいと思っています。